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2024.07.07 コラム
葬儀は大切な人と一緒に過ごす最後の日であると同時に、普段は集まれない家族や親戚が集まる日でもあります。
故人を含めこのように一度に集まる機会はもうないかもしれない事を考えると、葬儀中に写真撮影を行いたくなる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では福岡県春日市にお住まいの方向けに、お葬式で写真撮影を行ってもよいのか、また写真撮影を行う際に気をつけたいマナーについてご紹介します。
お葬式の写真撮影は、ご遺族や親族が許可している場合、または文化的な背景があったり、地域の習慣に従う形であれば問題ありません。
実際、
といった理由で、お葬式や告別式で集合写真を取られる方はいらっしゃいます。
こういった写真撮影は故人への敬意を表しており、ご遺族が後に故人を偲ぶ一助となるため、適切な許可と配慮さえあれば、行っても良いでしょう。
いくらお葬式で写真撮影が許可される場合があったとしても、気をつけたいマナーがいくつかありますのでご紹介します。
葬儀場でのフラッシュ撮影は、故人を偲ぶ他の方々の妨げになる可能性があります。
こちらもフラッシュ撮影と同様、葬儀の静寂な雰囲気を乱す原因となったり、式の進行に影響を与える可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
可能な限りシャッター音が出ない設定や、音のないカメラを使用することが推奨されます。
SNSへの不適切な投稿は、故人やその家族への配慮を欠く行為です。プライベートな場としての葬儀の尊重が必要です。
祭壇に背を向けての写真撮影は、個人に対して大変失礼であると受け止められる可能性もあります。撮影の際は祭壇の正面から撮影したほうが良いでしょう。
読経や焼香中は、特に静寂を保つべき時であり、この時間に無断で撮影することは極めて不適切です。
式の尊厳を保ち、他の参列者の迷惑にもならないよう配慮することが求められます。
※読経は、亡くなった方の冥福を祈り、その魂の安らかなる旅立ちを願うために、仏教の経典を声に出して読み上げる儀式です。
※焼香は、お葬式や法事で故人や仏様に敬意を表し、冥福を祈るために行う儀式です。参列者は、抹香と呼ばれる香料を使い、香炉に投じることで、香りを捧げます。
火葬場での撮影は、マナー以前にそもそも禁止されているケースが多いです。
火葬場は葬儀場と比べプライベートな空間ではないことも多く、他の家の方々が写真に写ってしまう可能性もございます。
火葬場での写真撮影は避けるようにしましょう。
以上、お葬式の写真撮影について解説いたしました。
ちなみに彩苑では、仮に葬儀の際のお写真をしっかり残したい、アルバムを作成したいという方には、手配させていただくことも可能です。
その他、葬儀に関する疑問をいつでも受け付けております。
彩苑、福岡みなみ斎場までぜひお問い合わせください。
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