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彩苑TOP お知らせとご案内情報 【春日市】お葬式の主な祭壇の種類と相場、3つの選び方について

2024.06.09 コラム

【春日市】お葬式の主な祭壇の種類と相場、3つの選び方について

故人を供養し、偲ぶ役割を持っている祭壇です。
昔はシンプルな白木の祭壇が一般的でしたが、時代と共に様々な形態へと変化しており、昨今は故人を象徴する装飾が施された、個性的な祭壇が用いられる場合も増えています。

この記事では福岡県春日市にお住まいの方向けに、祭壇の基本的な種類や費用の目安、また選び方について簡単にご紹介します。

白木祭壇/仏式祭壇とは

白木祭壇、または仏式祭壇は、日本の葬儀で広く用いられる最も一般的なタイプの祭壇で、その名の通り白木で作られています。
主に仏式葬儀で見られ、一部の宗派を除いて幅広く採用されています。

この祭壇は、伝統的に故人の遺影、白い生花、読経用の経机などを置く場として機能し、棺は祭壇の最前面に置かれます。
祭壇は葬儀社からレンタルするのが一般的で、費用は約20万円から100万円以上に及ぶこともあります。

 

白木祭壇の形状は、過去の「野辺送り」の習慣に由来する輿(こし)と段によって構成されており、宗派によっては供物の配置が細かく規定されていますが、通常は中央に遺影を飾り、その周辺に生花を配します。

※野辺送り(のべおくり)は、日本の葬儀の儀式の一つで、故人の棺を火葬場まで送る儀式を指します。
かつては輿を手で担いで送っていました。

近年では、故人の愛用品や好きだった食べ物をお供えする風習も見られます。

神式の祭壇

神式の祭壇は、主に白木を素材として使用し、神道の葬儀において一般的に採用されています。
この祭壇の最大の特徴は、三種の神器とされる「八咫鏡」、「天叢雲剣」、「八尺瓊勾玉」のレプリカを飾る点にあります。

これらの神器は、祭壇の上段中央やその脇に置かれ、五色旗に吊るすなどして配置されます。
また神式の葬儀では、お供えとして神饌物(米、塩、海の物、川の物、山の物など季節のもの)を祭壇前に並べます。

遺影写真は、通常鏡より一段低い右側に設置され、幣帛(へいはく)なども飾られることがあります。
費用は、概ね30万円からが相場とされ、神式葬儀の際の祭壇設置には、神道の儀式や装飾品に特有の注意が必要です。

キリスト式の祭壇

キリスト教の葬儀を仮に教会で行う場合は、一般的に教会にある常設の祭壇を使用するため、遺族が別途祭壇を準備する必要はありません。
この祭壇は、中央最上部に十字架を配し、その周囲に生花を飾り、両脇にはろうそくが灯されることが特徴です。

教会によっては、棺を祭壇の手前に安置し、その背後に遺影を置くことがあります。
また、キリスト教内の宗派、カトリックとプロテスタントでは、祭壇の飾りつけに細かな違いがあるため、具体的な飾り付けを決める際には教会に相談することが推奨されます。

葬儀が教会外の一般的な斎場で行われる場合でも、十字架を中心に設置し、周囲に花やろうそくを配置することで、キリスト教式の祭壇を形成します。
費用は大体20万円から始まり、場合によっては80万円以上になることもありますが、一般的な相場は約30万円とされています。

生花祭壇

生花祭壇は、故人を象徴する生花だけで構成された祭壇です。
これは故人の好みやイメージに合わせて、色や種類が選ばれます。

宗教的な要素が少なく、故人を中心に考えたデザインが可能であるため、宗教に囚われない人々に人気があります。
このタイプの祭壇は美しさと個性を重視しており、故人の趣味や愛用品をモチーフにするなど、デザインの自由度が高いことが特徴です。

一般的に費用は30万円からとされていますが、使用する花の種類や量によって異なります。
このタイプの祭壇は仏式葬儀や無宗教葬にも適しており、その華やかさとデザイン性の高さで、近年主流となっています。

祭壇の選び方は?

①葬儀の規模を確認する

祭壇の選び方において、葬儀の規模も考慮しましょう。
大規模な葬儀では参列者が多く、会場も広いため、遠くからでも見える大きな祭壇が適しています。

一方で家族葬や密葬のように参列者が限られた小規模な葬儀の場合は、小さな祭壇が適しています。
大きすぎる祭壇はバランスを欠き、会場が寂しく感じられる可能性があります。

②故人の好みに合わせる

祭壇の選ぶ際は、故人の個性、好み、および生前の願いを尊重することも大切です。
祭壇は故人が最後に過ごす場所であるため、故人が好きだった花や香りで彩りましょう。

白木祭壇は伝統的で厳かな雰囲気を提供し、花祭壇はカスタマイズの自由度が高く、故人の好きだった花や色を取り入れることができます。
またオリジナル祭壇は、故人の趣味や好きだったものをモチーフにしたり、ガラスなどの特殊な素材を使用したりすることで、より個性的な祭壇を作ることが可能です。

ただしこのような特別な祭壇を選ぶ際には、葬儀社や菩提寺との事前の相談が必要になります。

③宗教に合わせる

宗教に合わせることも大切です。
宗教によっては形式が厳格に決まっており、仏式、神式、キリスト式など、それぞれ異なるタイプの祭壇が必要です。

例えば、同じ仏教内でも宗派によって異なる祭壇を用いることがあり、日蓮正宗では特有の植物を使った飾り付けが行われることもあります。
このような細かい規則や慣習は葬儀社が熟知していることが多いため、事前に宗教や宗派について葬儀社に相談することが重要です。

また突然の葬儀の際に備え、故人や家族間で事前に宗派や葬儀の形式について話し合っておくことも望ましいです。

さいごに:祭壇の種類で迷ったら

仮に祭壇の種類で迷った場合は、生花祭壇をおすすめします。
祭壇で迷ってしまうということは、必ず守らなければいけない宗教形式が無いことが予想されます。

その場合には、ぜひ故人の希望を自由に叶えられる生花祭壇にしてはいかがでしょうか。
生花祭壇は他の祭壇にはない美しさがあり、近年選ばれる方が大変多い祭壇となっています。

 

以上、葬儀における祭壇の種類について簡単にご紹介しました。
弊社彩苑では、様々な宗教の祭壇に対応しております。

特に彩苑は花へのこだわりがあり、花祭壇は特にご満足いただける自信がございます。

 

春日市にお住いの方で、祭壇やお花、葬儀に関して疑問がある方は、ぜひ福岡みなみ斎場までお気軽にお問い合わせください。

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