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彩苑TOP お知らせとご案内情報 春日市で供物を贈る際の注意点。送って良いもの、費用相場や手配方法について

2024.04.07 コラム

春日市で供物を贈る際の注意点。送って良いもの、費用相場や手配方法について

この記事では春日市にお住まいの方向けて、供物の基本、贈って良いもの、贈るのは避けるべきもの、手配方法などについてご紹介します。

そもそも供物とは?

供物は、葬儀や法要などで故人に対する感謝の気持ちを表し、ご遺族への弔意を示すために捧げられる品物です。
通常、親族、友人、仕事関係者など故人と親しかった人々が贈ります。

日本の多くの葬儀は仏式で行われ、その際に用いられる供物は「五供」(香、花、灯明、水、飲食)に基づいています。

五供の意味とは?

五供の役割は以下の通りです。

香は、お線香や抹香を焚いて、心身を清める役割を果たします。
花は、仏教の教えに通じ、厳しい修行を表します。

灯明は、ロウソクや灯籠を灯して、真理を知る仏様の導きを象徴します。
水は、供養する人々の心を清めるために用いられます。

飲食は、ご先祖様や仏様とのつながりを象徴し、一般的には炊きたてのご飯やお菓子などが供えられます。

香典と供物の違いは?

香典は、故人に対する供養の意味を込めたお金の包みで、供物や供花と同様の意味合いを持ちます。
原則として香典を贈る場合、別途供物を準備する必要はありません。

しかし、故人と特に親しい関係にあったり、会社や団体名での連名で贈る場合は、香典に加えて供物を贈ることがあります。

供物として贈って良いものとは

供物として贈るものは、宗教やご遺族の事情、地域性を考慮し選ぶ必要があります。
例えば仏式では、フルーツやお菓子、線香が好まれ、盛籠という菓子の詰め合わせも一般的です。

神式では、フルーツやお菓子、日本酒が選ばれることが多いです。
キリスト教式では、供物の習慣がなく、生花や御花料が選ばれます。

供物として送らないほうが良いものは?

供物として送る際、宗教や地域の習慣を重視することも重要ですが、一部の品物はそもそも不向きとされています。
例えばニンニクやネギのような強い臭いのあるもの、または生もので傷みやすい品は避けるべきです。

さらに鉢植えの花は「不幸が根付く」とされ、葬儀での贈り物としては不適切とされています。
また、大きすぎる供物も、会場のスペースやご遺族の負担の問題から避けた方が良いです。

 

宗教による制限もあります。
仏式では、肉類や海産物は殺生を連想させるため避けたほうが無難です。
また、アルコールも一般的には不適切とされています。

神式では、線香は神前に供えるものとしてふさわしくないと考えられているため、避けたほうが良いでしょう。

供物の”数”も注意

供物を送る際は、供物の数を奇数にすることが望ましいです。
偶数は割り切れる数として、「故人との縁が切れる」とされています。

また、4や9の数字は避けるべきです。
「苦」などを連想させるためです。

春日市の供物の費用の相場は?

葬儀での供物としては、果物、ゼリー、缶詰などを盛り付けた「盛篭」が一般的です。
この盛篭の相場は通常、一基につき10,000円から15,000円程度です。

供物はどのように手配すれば良い?

供物の手配は、一般的に葬儀社を通じて行うのが望ましいとされています。
これは、葬儀会場に飾られる供物や供花のデザインの統一性を保つため、また「上座・下座」の位置決めなど、葬儀の進行上の配慮を葬儀社が行うためです。

葬儀社は、誰がどの供物を提供したかを把握しておく必要があり、適切に配置します。

 

供物を手配する際はまず、ご遺族の意向を確認することが重要です。
すべてのご遺族が供物を望んでいるわけではなく、場合によっては辞退されることもあります。

故人と送り主との関係性によって、供物の飾る順番も変わることがあるため、これらの事前の確認が必要です。

葬儀社に頼む場合、自分で手配する場合の流れ

供物を葬儀社を通じて手配する場合、まず葬儀の詳細を確認し、葬儀社に連絡して意向を伝えます。
予算に応じて供物の内容や価格を決め、贈り主の名前や故人との関係性を伝えます。

支払いは当日または後日行います。
葬儀社によっては、FAXやインターネットでの注文受付もあります。

 

自分で供物を手配する場合、葬儀社に供物を自分たちで用意するよう伝えた上で、供物を手配します。
供物は通夜や告別式を通して飾られるため、開始時間に間に合うように手配することが大切です。

通夜の前日や当日の午前中に届くよう手配しましょう。

のし紙と水引はどうすれば良い?

のし紙のかけ方には「外のし」と「内のし」の2種類があります。
一般的には「外のし」が多く用いられます。

仏教では「御霊前」「御供」、神道では「御玉串料」と記します。
水引の色や数は地域によって異なるため、事前に葬儀社に確認しましょう。

供物を辞退された場合、どうすれば良い?

葬儀の案内に「ご厚志を辞退申し上げます」と記載されている場合は、香典だけでなく、供花や供物も一切受け取らないと捉えて良いです。
この指示に従い、参列のみが適切となります。

家族葬の普及や会場の広さ、処分の困難さから供物の辞退が増えている点も留意しましょう。
ただし、親族間では例外となることもあるため、不明な点は葬儀社に確認することが重要です。

供物のおすそ分けは、受け取って良い?

葬儀社や家族によって、供花や供物を参列者に持ち帰ってもらう形式もあります。
この「お裾分け」は故人と家族の気持ちの表れなので、受け取るようにします。

供物のお返しについて

基本的に供物を頂いた場合のお返しを行なうことが多いです。
お返しの費用の相場は、供物の半額〜3分の1程度のお返しを考慮すると良いでしょう。

お礼状を添え、個別包装のお菓子、消耗品、日用品などがおすすめです。
なお贈る側となった場合は、事前にご遺族の意向を確認し、供物を辞退されている場合は無理に贈らず、別の形で弔意を示すことが求められます。

 

以上、春日市にお住まいの方向けに供物についてご紹介しました。
弊社彩苑でも、供物に関する疑問をはじめ、葬儀に関するご質問をいつでも受け付けております。

お気軽にお問い合わせください。

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