こんにちは!彩苑の松元です。
亡くなられた方と一緒に火葬・埋葬する品々のことを「副葬品」と申します。
我々斎場スタッフも、ご家族様から「これを棺に入れてあげたいのだけど…」と大切な思い出のお品をお預かりすることが多くございます。
故人さまの面影を偲び、思い出が蘇るきっかけともなる副葬品。
生前ご愛用されていたものにはお人柄も宿ります。
しかし、いつ入れるのか、何を入れていいのか、などご不明な点も多いのではないでしょうか。
本日は、とりわけご質問が多い内容について、Q&A式でお話をさせていただきます。それでは早速参りましょう!
Q.副葬品はいつ入れるのでしょうか?
A.ご葬儀の後にはお棺の蓋をお開けし、「お別れ式」という儀式が執り行われます。彩苑では、お預かりした品々はこの時にお棺にお入れすることが多くなります。他には納棺師の方とご相談され、ご納棺の儀の際にお入れすることもございます。
Q.どんなものを入れるのでしょうか?
A.副葬品としてよく選ばれるものとしては、故人様へ向けて書かれたお手紙や、よく着ていらしたお洋服、お好きでいらしたお飲み物や食べ物などがございます。
Q.お棺に入れられないものもありますか?
A.故人様のご遺体やお骨、火葬炉を傷つけてしまう恐れのあるものはお入れすることが難しい場合もございます。たとえば、腕時計や眼鏡、アクセサリーなど…しかし、どうしても入れて差し上げたいものもありますね。そうした場合は、ご家族様のご意向を伺いながら、いろいろとご提案をさせていただきます。
たとえばお品をお写真に撮らせて頂き、そのお写真をお入れしたり、お棺の上にご出棺の直前まで置いたり…ご一緒に火葬できなくてもお骨壷の中にお入れしたり…あるいは故人さまを思い出すよすがとして、お手元に残されることをおすすめすることもあります。
いろいろとご説明をさせていただきましたが、思い出のお品も想いも、ご家族によって様々ですので、
今回のご説明だけでは迷われることもあるかと存じます。ご不明な点はどうぞご遠慮なくおたずねくださいませ。
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