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2024.07.22 コラム
葬儀は人生の一大イベントであり、その費用は家族にとって大きな負担となることがあります。
特に昨今は家族葬が増え、葬儀費用も少なくなってきている傾向にはありますが、それでも高額であることに違いはありません。
※家族葬とは:家族葬とは、親しい家族や友人のみで行う小規模な葬儀です。参列者が少ないため、アットホームな雰囲気で故人を見送ることができます。
費用が抑えられ、プライバシーが守られる点が特徴です。また、形式にとらわれず、故人や遺族の意向に合わせた柔軟な対応が可能です。
もしその時が来た時に貯蓄がなかったら、どうすればよいか気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は福岡県春日市にお住まいの方向けに、貯蓄がない中で葬儀をあげる方法、また将来に備えて今出来ることについてご紹介します。
なお、最新の情報ではない可能性もあるため、ご利用の際は必ず各種公式のご案内をご確認ください。
仮に貯蓄がない状況であっても、葬儀を行うために出来ることがいくつかあります。
自治体による葬祭扶助制度は、経済的に困窮している人が利用できる制度です。
この制度は生活保護を受けている人が対象であり、火葬費用や遺体搬送費用、棺代などの最低限の葬儀費用が支給されます。
支給額は自治体によって異なりますが、一般的には20万円程度が支給されます。
葬祭扶助を受けるためには、火葬を行う前に申請が必要です。
事後に申請することは認められていないため、注意が必要です。
市民葬・区民葬は、自治体が指定した葬儀会社と提携して行う葬儀のことです。
一般的な葬儀よりも費用を抑えることができるため、経済的に厳しい場合に有効です。
市民葬・区民葬の費用は自治体によって異なりますが、通常は数十万円程度で済むことが多いです。
これらの葬儀は基本的なサービスのみを提供することが多く、オプションを追加すると費用が上がる場合があります。
健康保険からは、故人が被保険者であった場合に葬祭費(国民健康保険)や埋葬料(社会保険)が支給されます。
支給額は5万円程度が一般的ですが、自治体や健康保険組合によって異なる場合があります。
これらの給付金は申請しなければ受け取れないため、忘れずに手続きを行うことが重要です。
申請は、亡くなった日から2年以内に行う必要があります。
故人が会社員であった場合、勤め先の健康保険組合に申請します。
自営業者や退職者であれば、市区町村の役所に問い合わせて手続きを行います。
クレジットカードの分割払いは、葬儀費用を一括で支払うことが難しい場合に有効です。
葬儀社の中にはクレジットカード支払いに対応しているところもあり、利用限度額内であれば手続きが可能です。
カードローンと比べて金利が低いことが多いため、負担を軽減することができます。
ただし、クレジットカードの利用には与信枠の範囲内での支払いが必要であり、限度額を超える場合は他の支払い方法と併用する必要があります。
分割払いの回数や手数料はカード会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
なお、弊社彩苑もクレジットカードのお支払いに対応しております。
故人の預貯金を葬儀費用に充てることができますが、注意点もあります。
故人の口座は亡くなった届が出された後に凍結されるため、すぐに引き出せない場合があります。
預貯金を利用するためには、遺産分割協議を経てから引き出し手続きを行う必要があります。
また、故人が複数の銀行に口座を持っていた場合、各銀行に問い合わせて口座の有無を確認し、必要な手続きを行うことが重要です。
銀行によっては電話での確認が可能な場合もあります。
互助会とは、冠婚葬祭の費用を事前に積み立てておくための制度です。
月々の会費を支払うことで、互助会が提供する葬儀や結婚式のサービスを割引価格で利用できる仕組みです。
互助会に加入することで、以下のようなメリットがあります。
なお彩苑の互助会では、基本的な互助会としての機能以外にも、様々な特典をご用意しています。
彩苑の互助会について詳しいお話が聞きたい場合は、ぜひ彩苑の福岡みなみ斎場までお問い合わせください。
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