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2024.06.02 コラム
香典返しは、葬儀や法要に参列し、香典を捧げてくれた方々へのお礼として、ご遺族から贈られる返礼品です。
香典返しは参列者への感謝の気持ちを表し、四十九日の法要が無事に終わったことを報告する役割も果たします。
※四十九日は、日本の仏教の慣習で、ある人が亡くなってからちょうど49日目に行う追悼の儀式です。
四十九日には、故人の家族や友人が集まって、お寺の僧侶に来てもらい、特別なお経をあげてもらいます。
この記事では福岡県春日市にお住まいの方向けに、香典返しの適切なタイミングや相場、香典返しとしてふさわしいもの・ふさわしくないもの、また香典返しをどこで購入すると良いかについてご紹介します。
香典返しにはいくつかのタイミングが存在しますが、地域や宗教・宗派の慣習によって異なる場合も多いです。
また仏教の宗派によっては忌明けの期間が異なるため、所属する寺院や宗派のルールを確認し、そちらに従うようにしましょう。
「忌明け後」は宗教によって差があります。
仏教に関しては初めにご紹介した通り四十九日忌の法要が終わった後が一般的ですが、神道であれば五十日祭(命日から50日後)を忌明けとし、キリスト教であれば(教会や遺族の考えによりますが)命日から1か月後の追悼ミサや昇天記念日を忌明けとする場合が多いです。
忌明け後の返礼は、伝統的には喪主が直接相手方を訪問して香典返しを行うのが通例でした。
しかし、現代では、挨拶状やお礼状を添えて郵送する方法が一般的になっています。
近年では、葬儀や法要の当日に香典返しを渡す「即日返し」が増えています。
これには、ご遺族の手間を減らし、参列者へ迅速に感謝を伝えるというメリットがあります。
即日返しには、以下のような特徴があることが多いです。
香典返しの相場は、基本的にいただいた香典の金額に基づきます。
ただし地域や宗派によって香典返しの慣習が異なるため、事前に確認することが重要です。
また親族や親しい人からの高額な香典に対しては、個別に適切な返礼品を選ぶ場合もあります。
香典返しは、受け取った香典の半額程度を返すのが一般的です。
たとえば、1万円の香典をいただいた場合、5,000円相当の返礼品を贈ります。
ただし地域によっては香典の3分の1を返す文化がありますし、特に高額の香典をいただいた場合などは、必ずしも半返しにこだわる必要はありません。
3分の1から4分の1程度の返礼品でも、相手への感謝の意は伝わります。
逆に少額の香典を頂いた場合でもマナーとして香典返しは行いましょう。
少なくとも1,000円前後の品物で対応することが一般的です。
近年、葬儀や法要の当日に香典返しを渡す「即日返し」が増えています。
一律の品物を用意し、2,000円~3,000円程度のものを香典返しとすることが多いです。
仮に高額な香典を頂いた場合は、四十九日法要後に改めて香典返しを送り、相応の金額に調整すると良いでしょう。
香典返しとして必ず守らなければいけないルールはありませんが、何を送れば問題が無いか迷ってしまわれる方は多いのではないでしょうか。
ここでは、香典返しでよく送られる品物を紹介します。
香典返しには「消えもの」と呼ばれる消耗品が一般的です。
これには食品や日用品が含まれ、お茶、コーヒー、お菓子、砂糖、洗剤、石鹸、タオルなどが挙げられます。
これらは使用されることでなくなり、不幸が消え去るという縁起の良い意味合いが込められています。
他にも石鹸は不幸を洗い流す、砂糖は不幸を消滅させるといった意味があります。
カタログギフトの利用も増えています。
これは、受け取った方がカタログから自分の好みに合わせて品物を選べる方法で、香典返しとしての人気が高まっています。
カタログギフトは、参列者が自身の好みや必要に応じて商品を選べるため、より個別の配慮ができるという利点があります。
特に故人らしさを尊重するお葬式では、個々人のニーズに合わせることができるため、喜ばれることが多いです。
また、香典の金額に合わせて選べる価格帯が用意されていることも、その選択肢を人気にしています。
一方で香典返しとして避けられがちな品物は、以下のようなものがあります。
香典返しとして、生肉や生魚などの生鮮食品を送ることは避けられることが多いです。
これは、仏教で忌避される「四つ足生臭もの」として不適切とされることがあり、四十九日の法要までは精進料理を食べる習慣があるためです。
生鮮食品は弔事には不適切とされています。
最近は気にしない方も多くなってきましたが、酒、鰹節、昆布などの慶事で使われる食品は、喜びや祝事を象徴するため、香典返しとしては選ばれにくいことがあります。
また、ウサギや鶴、亀、松などの縁起物をモチーフにしたお菓子も、同様に避けられることがあります。
現金や金券もまた、人によっては香典返しとして送ることを避ける場合があります。
これは金額が明確に伝わり、受け取る側に失礼にあたると考える方もいるためです。
特に上司や目上の方への返礼品として、現金や金券を贈ることを避ける方もいます。
ただし最近は緩くなっている部分もあるため、最終的には地域や周りの方に相談するようにしましょう。
香典返しや返礼品の主な購入先には、デパート、ギフト専門店、葬儀社があります。
それぞれの特徴をご紹介します。
デパートでは品質の高さやブランド力が魅力で、インターネットを利用すれば自宅から簡単に注文が可能です。品揃えが豊富であり、高級感のある返礼品を選ぶことができます。
一方で葬儀の専門家ではないため、地震の葬儀にふさわしい返礼品を選ぶことが難しい場合もあります。
ギフト専門店や仏事専門のインターネットショップでは、自宅にいながら幅広い選択肢から返礼品を選べます。
のしやお礼状の無料サービスがある店舗も多く、複数の送付先に対しても簡単に対応できるのが強みです。
支払いもクレジットカードやネットバンキングを利用でき、手間が少ないです。
一方で送料が必要になったり、近年主流の即日返しには間に合わないこともあります。
葬儀社では、葬儀の準備と同時に香典返しの相談をすることができます。
葬儀社に頼む場合、返礼品の用意や数量の調整に柔軟に対応してくれる点が便利です。
また即日返しにも対応していることが多いです。
弊社彩苑でも、即返し礼品のご用意が可能です。
以上、香典返しについてご紹介しました。
その他、香典返しや葬儀に関するご質問がある方は、ぜひ気軽に福岡県春日市の斎場「福岡みなみ斎場」まで気軽にお問い合わせください。
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