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2024.01.30 コラム

福岡市南区の家族葬の流れをご紹介【一般葬との違いも】

家族葬は家族や親戚、親しい友人だけで行われる小規模な葬儀で、昨今選ばれる方が増えております。
しかし家族葬の流れが一般葬と違うのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、福岡市南区にお住まいの方向けに、家族葬の流れについて簡単にご紹介します。

ご心配な状況になった際:家族や葬儀社への連絡

大切な方がご心配な状況となってしまった際には、まずは家族や親しい人々に連絡し、その後、葬儀社にも連絡をとりましょう。
葬儀社はこれから起こる一連の流れについての段取りや、必要な手配を行います。

ご逝去:葬儀社へ連絡、診断書を用意する

ご逝去となった際には、改めて葬儀社へ連絡をとり、故人搬送の依頼を行います。
同時に、診断書を病院もしくは役所で受け取りましょう。

大切な人が亡くなったことを証明する診断書は、医師が作成します。
この診断書と届けを、故人が亡くなったことを知ってから7日以内に役所へ提出する必要がございます。

多くの葬儀社では、こういった一連の書類の準備、役所への提出などの支援も行っています。

安置:ご遺体を搬送して安置する

故人のご遺体は葬儀社の協力のもと、安置場所へ搬送されます。
家族葬では、ご遺体を自宅や葬儀社の施設、もしくは民間業者の安置室に安置することが一般的です。

安置場所では、ご遺体の保存処置が行われ、家族や親しい友人が故人との最後の時間を過ごすことができます。

打ち合わせ:葬儀社と家族葬の日時や内容を決定する

ご遺体の安置後は、葬儀社と家族葬の詳細について打ち合わせを行います。
この打ち合わせでは、葬儀の日程、式の形式、参列者の人数、読経や音楽、花や飾りつけ、追悼の言葉など、細かい部分にわたって決定していきます。

家族葬の特徴は規模の小ささにありますが、規模が小さいからこそ、より故人に沿った心温まる雰囲気の葬儀を行うことが出来ます。

湯灌・納棺:ご遺体を清めて納棺する

家族葬の前日または当日の午前中、ご遺体の清めの儀式である湯灌(ゆかん)が行われます。
これは故人のご遺体を清水で優しく洗い、清める儀式です。

この儀式はご遺体をきれいにするとともに、生前の苦難や悩みなども洗い流すという意味が込められています。
湯灌の後、故人は専用の衣装もしくは故人が生前に希望していた衣装に身を包み、棺に納められます。

通夜:故人と最後の夜を過ごす

家族葬の通夜は、一般的な葬儀に比べて規模が小さく、参列者も親族や親しい友人に限られることが多いです。
また時間も一般葬と比べて短い傾向にはありますが、流れ自体は一般葬と変わりません。

家族葬の通夜も、故人との最後の夜を過ごす時間です。
ご遺族は故人の周りに集まり、思い出を語り合ったり、静かに祈りを捧げたりします。

葬儀・告別式:故人と最後のお別れを行う

葬儀・告別式は、故人との最後のお別れの時間です。
家族葬では、親族や親しい友人だけが集まり、故人への追悼の意を表します。

参加人数が少なくなるため、受付と焼香の時間が短くなるほか、弔電を読まない場合がある等の特徴はあります。

火葬・収骨:ご遺族で骨上げを行う

葬儀の後、故人のご遺体は火葬されます。
火葬が終わると、ご遺族は収骨という儀式を行います。

これは、火葬された骨を特別な箸で拾い、納骨壺に納める儀式です。
ご遺骨はその後、家族のもとへ戻るか、墓地や納骨堂に納められます。

還骨法要・初七日法要:故人を供養する

火葬後、ご遺骨を供養するため還骨法要が行われます。
また、ご依拠されてから7日後には初七日法要が執り行われることが一般的です。

これらの法要は、故人の魂が安らかに旅立つことを祈り、家族や親しい人々が再び集まる機会となります。
家族葬では、これらの儀式も親族や親しい友人に限られることが多いです。

精進落とし:僧侶や参列者を招いて会食を行う

精進落としは、お礼の意味も込めて僧侶や参列者を招いて行われる会食です。
家族葬の場合、精進落としは小規模で行われるか、場合よっては省略されるケースもあります。

祭壇:祭壇を用意し、ご遺骨を安置する

ご遺骨を安置するための祭壇は、故人の生前の好みや人柄を反映した装飾がされることが多いです。
祭壇の中心には遺影が置かれ、その周りには花や故人が好んだ品々が飾られます。

祭壇が完成すると、故人のご遺骨を安置します。

葬儀後:各種事務作業を行う

葬儀が一通り終わると、様々な手続きや事務作業が待っています。
例えば葬儀社への支払い、役所への届の提出、弔辞をいただいた方や弔問にきてくださった方への挨拶回りなどです。

納骨・四十九日:ご遺骨をお墓に納める

四十九日法要は故人のご逝去日から数えて49日目に行われるもので、故人が極楽浄土へ行けることを祈って行う法要です。
そのため仮に家族であっても、四十九日法要は必要となります。

この日に再び家族や近親者で集まりますが、同居している家族のみで行われることも多いです。

 

以上が、家族葬の簡単な流れになります。

彩苑でも、家族葬の葬儀を行っていただけます。
細かな手順などもその都度お伝えしておりますので、福岡市南区にお住まいの方はぜひ一度ご相談くださいませ。

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